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ムソルグスキー(トゥシュマロフ編):組曲「展覧会の絵」(管弦楽版)
ムソルグスキー(トゥシュマロフ編):組曲「展覧会の絵」(管弦楽版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=01_GXxOp4ZQ)。現在ではムソルグスキーの代表作とされる組曲「展覧会の絵」ですが、生前には演奏はおろか楽譜出版すらされず、彼の死後5年たった1886年に遺稿を整理したリムスキー=コルサコフによって、ようやく楽譜が出版されました。しかし、この楽譜にはリムスキー=コルサコフによる「改訂」が多数施されており、現在では原典版とは別の「リムスキー=コルサコフ版」とされています。それからさらに5年後の1891年、今度はリムスキー=コルサコフの弟子であった指揮者ミハイル・トゥシュマロフ(1861 – 1896)により、リムスキー=コルサコフ版の管弦楽編曲版が初演・出版されました。これが、最初に編曲された「展覧会の絵」管弦楽版となります。ただし、原曲に5か所ある「プロムナード」は最後の5番目のものが冒頭に配置された以外は全て削除されたほか、「小人」「ブィドロ」「テュイルリーの庭園」の3曲も省略されています。なお、トゥシュマロフは編曲作業自体はリムスキー=コルサコフ版が出版された1866年のうちに完了していたようで、そのとき彼はリムスキー=コルサコフに師事していたことから、編曲において師匠の手が入っていたのではないか、という説が一部で唱えられており、その説に基づいて「トゥシュマロフおよびリムスキー=コルサコフ版」と呼ぶこともあります。マーク・アンドレ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
動画ID:sm34814655
再生時間:24:32
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タグ:音楽,クラシック,ムソルグスキー