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コウノトリが獣医師手作りの義足でリハビリ 兵庫 豊岡
コウノトリが獣医師手作りの義足でリハビリ 兵庫 豊岡
2021年2月15日 14時48分兵庫県内で先月、片足を失った国の特別天然記念物のコウノトリが保護され、豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」で、獣医師手作りの義足をつけてリハビリに取り組んでいます。「県立コウノトリの郷公園」によりますと、保護されたコウノトリは1歳のメスで、片足を失った原因はわかっていませんが、狩猟用のわななどに挟まれた可能性が高いということです。保護されたときは、うずくまって立つことができず、貧血や栄養不足の状態でしたが、現在は体力も回復し、片足でも立てるようになりました。公園では、足の負担を少しでも軽くしようと獣医師が義足をつくりました。義足は、雑貨店で販売されている突っ張り棒と、プラスチック製のおもちゃのバットを使い、衝撃を吸収するため、足先にはクッションを巻いた玉を取り付けてあります。コウノトリは、この義足をつけてリハビリに取り組んでいて、現在はバランスを取りながら魚を食べることができるようになったということです。公園で、片足を失ったコウノトリを保護するのは初めてだということで、獣医師の松本令以さんは、「どんな義足がよいのか、そもそも義足が必要なのかということもわかりません。今後もリハビリを続けながらベストな方法を見つけたいと思います」と話しています。
動画ID:sm38279513
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タグ:コウノトリ,獣医師,義足