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マーガレット・サッチャーの演説、ロシアを敵視するのかよくわかる演説。
マーガレット・サッチャーの演説、ロシアを敵視するのかよくわかる演説。
「マーガレット・サッチャーの演説を見返せば、ロンドンが、そして現在のEUがなぜかくもロシアを敵視するのかよくわかる。ようは、豊かな天然資源を保有するロシア人が1700年代以来、西洋諸国の植民地になることを拒絶し続けているからだ。サッチャーは西欧の収奪欲を実に創造性豊かに言い表している。西欧は1800年代初頭には持てる資源を使い果たしてしまった。その後は世界の資源を蕩尽してきた。グローバリズムの根っこにあるものは植民地主義のそれと同じ。つまり「略奪する必要がある」ということである。何が起こっているのか、西欧の一般市民が全くわかっていないのも無理はない。民主主義と自由を守ることが何より重要と教え込まれているのだから。だから<ロシアがヨーロッパを侵略しようとしている>というアングロサクソン諸国の言い分がどれほど笑止千万か、わかるだろう。ロシアはモロッコ侵略など眼中にないのと同様に、ヨーロッパの侵略など眼中にない。そもそもロシアはヨーロッパの、こんな資源に乏しい地域の侵略など、企図したことは一度もない。それはなぜか。サッチャーの言う通り、ロシアは世界で最も豊かな資源を保有する国だからだ。そして、その事実こそ、彼らがロシアを嫌悪する真の理由なのである。」
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タグ:政治,マーガレット・サッチャー,ロンドン