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大学講師のラテン語講読 デカルト『省察』を読む (15)
大学講師のラテン語講読 デカルト『省察』を読む (15)
前回の「蜜蠟」の分析を経て、物体の五感で捉えられうる性質は変化するし、そのあらゆる場合を「想像」することはできないので、物体について明晰されているのは「延長 extentio」のみであり、それは五感ではなく精神の洞察で把握されるのだ――とデカルトは論じます。最終的に精神と物体の区別が確立されるのは本書の最後、第6省察まで進めてからなので、この段階では「私は物体の何を明晰に把握していると思っていたか」に対する答えと見るべきでしょうが、デカルト主義の特徴が見えてくる箇所です。今回は長め、1ページ半以上進みました。これは「物」の具体性を捨象しすぎている、という批判もありますが、それはまたの機会に。
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再生時間:71:13
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タグ:ラテン語,デカルト,省察