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大学講師のラテン語講読 デカルト『省察』を読む (36)
大学講師のラテン語講読 デカルト『省察』を読む (36)
「物体」についても、特に感覚にとって捉えられる、いわゆる感性的諸性質(この表現はデカルトのものではありませんが)の話が続きます。また、餓えや渇きといった欲求の話も出てきます。いわゆる自己の身体が他の物体と違って自分に属すると見なしていたのも、理由のないことはない……と、これもデカルトは認めます。ただ、すべてが感覚からくみ上げられるとする経験論と違って、デカルトは感覚には錯覚があることを強調します。ここで切断されて失った手足に痛みを感じる「幻肢痛」に触れているのも注目の点で、これに絡めて同じ問題に論じた近代の哲学者として、ベルクソンやメルロ=ポンティの名前にも少し触れました。ついでにコメントで榊原哲也先生についてもご教示いただけたのも成果でしたね。
動画ID:sm44870762
再生時間:60:21
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タグ:ラテン語,デカルト,省察