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【落語】芝浜(現代版)
【落語】芝浜(現代版)
現代版 芝浜~ 一億の夢と女房の愛 ~えー、今夜もようこそお運びで。こう冷え込むと、人肌恋しいなんてぇことを言いますが、夫婦の絆ってのも、またあったかいもんでございます。今日はそんな、うちの近所で評判の、そりゃもう絵に描いたような呑兵衛のケンちゃんと、できた女房のミキちゃん、この二人の、ちょっとイイ話を一つ、お聞きいただこうかと思いまして。このケンちゃん、年は三十半ば。何が好きって、まず波乗り。で、海から上がっての一杯がたまらない。仕事は…まぁ、その日その日で風まかせ。「俺ぁよ、いつかデカい波に乗って人生変えるんだ!」なんてぇ威勢はいいんですが、懐はいつも寒風が吹いてる。奥さんのミキちゃんが、パートに在宅ワークにと精出して、なんとか家計を支えてる。そりゃもう、ミキちゃんのため息が、潮風に乗って聞こえてくるようなもんでございます。そんなある日のこと。ケンちゃんがいつものように海から上がって、喉を潤そうとコンビニへ。発泡酒でも一本と思ったら、レジのねえちゃんに「お客さん、運試しどうです?」なんて宝くじを勧められた。「へっ、当たるわけがねえや」なんて言いながらも、そこはそれ、呑兵衛の気前の良さか、一枚お付き合い。そいつをね、安物のジャンパーのポッケに突っ込んだまま、すっかり忘れてたんですが、ある晩、ミキちゃんが洗濯しようってんで見つけ出した。「あんた、これ、どうせハズレだろうけど、一応見ときなよ。万が一当たってたら、たまにはちゃんとしたお酒でも買ってあげるわよ」なんて、いつものようにからかう。ケンちゃんも「へっ、そんな夢みたいな話があるかい」なんて言いながら、スマホでちょいちょいと番号を合わせた。…と、次の瞬間、ケンちゃんの顔から血の気がサッと引いた。「え…?…う、うそ…だろ…?」スマホ...
動画ID:sm45023825
再生時間:13:07
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タグ:落語,古典落語,落語家