古事記「原文」朗読 22｜音読が日本神話の謎を解く「火照命まつろひの段」「鵜の羽うぶ屋のくだり」 - 笑える動画、感動する動画、話題の動画をご紹介します。

古事記は音読みの「コジキ」では意味がわかりません。中身も同様でして、フルコトブミは「耳で聴いてこそ意味がわかる純な国語」「素読してみて初めてその心が解る純な国語」のフミです。こゝに水のやうにうれしく誰のこゝろにも沁む、私たちの母語を再生します。「火照命まつろひの段」海底にある海神（ワタノカミ）の宮で、不思議な道具を授かった火遠理ノ命（ミコト）は、釣針を返しても尚、あくまで実弟を滅ぼさむとする御兄の火照ノ命を懲らしめます。「鵜の羽うぶ屋のくだり」火遠理ノ命（ミコト）は海神（ワタノカミ）の御女（ミムスメ）と娶（ミア）ひました。お后の豊玉姫ノ命は夫の子を孕んでゐましたので、陸の國に上って海べたに産屋をお建てになります。決して見ないでくださいと言はれたのに、火遠理ノ命はその御子産むさまをご覧になってしまひます。────────────────↓このシリーズ動画はこの本から産まれました古事記（フルコトブミ）全巻／注釈・本文（訓読）古事記伝｜旅先でもこれ一冊で足りて、児童の素読用にも適した体裁の、みんなの古事記https://amzn.asia/d/ckl2lKq国号考https://amzn.asia/d/hoMk8WD電子書籍版 https://amzn.asia/d/3n0l5xo────────────────【原典が何より大切】今の話し言葉とは些か趣が異なる。だけどそれはみんなの母語だから、わからないところがあったとしても、くり返し聴けば必ずわかる、それが古事記の魅力のひとつです。神代に生きたみんなの祖（おや）たちが、私たちのために言ひ伝へたことが自分で理解できたなら、あるいは世界が違って見えるかもしれません。それなのに、いま私たちが日本の神話の原典、すなはち古事記に接する機会は、実はほとんどありません。書店や公立の図書館で私たちが手に取ることができる古事記は岩波文庫から出てゐる『古事...
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