ニーノ・ロータ：ある愛の歌による交響曲（青春の主題による変奏） - 笑える動画、感動する動画、話題の動画をご紹介します。

Youtubeからの転載です（https://www.youtube.com/watch?v=osyEp-fHM6k）。現在では「ゴッドファーザー」などの映画音楽の作曲家として知られているニーノ・ロータ（1911 - 1979）は、自ら「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味にすぎない」と語っているように、純音楽作品を多数作曲しており、交響曲も４曲を残しています。この動画は、それらの交響曲のうち1947年に作曲され、唯一ロータが番号を付けていない「ある愛の歌による交響曲」の演奏です。この作品は伝統的な4楽章構成の交響曲ですが、作曲当時の題名は「青春の主題による変奏」となっており、ロータ自身は交響曲と名付けていませんでした。しかし作曲はされたものの、ほどなくしてロータは映画音楽の作曲が忙しくなり、初演の機会はなかなかありませんでした。転機が訪れたのは、映画「山猫」（1963年）のテーマ曲を探していたルキノ・ヴィスコンティ監督がこの曲を知ったことで、彼は「これがいい！」と大いに気に入り、映画のテーマ曲として採用しました。これにより作品の初演前にもかかわらず曲の主題は有名になり、そして作曲から四半世紀が経過した1972年に現在の題名に改めたうえでようやく初演されました。なお、本作は日本語名では「ある愛の歌による交響曲」となっていますが、有名な1970年の映画「ある愛の詩」（音楽フランシス・レイ）とは全くの無関係な作品です。マルツィオ・コンティ指揮パレルモ・マッシモ劇場管弦楽団
動画ID：sm45697371
再生時間：27:49
再生回数：再生回数: 回
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タグ：クラシック,映画音楽,ニーノ・ロータ