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大学講師の哲学講座 現代の「時間の哲学」(10)
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引き続き量子力学と「EPR論文」の話から、著者アインシュタイン、ポドルスキー、ローゼンが「実在」ということで何を想定していたのか、またその「実在」モデルが科学の基礎として深く根付いていたことも指摘します。そして、哲学者マイケル・ダメットもまた、全く別の文脈ではありますが「実在は完全な記述が可能なものでなければならないという信念」を論じていたことに触れました。これはただの表面的な言い回しの類似ではなく、「自分はその中にいないものとして、外からの視点で記述可能」という考え方が共通していること、そしてそのような観点では「時間の流れ」は登場しないことを示したつもりです。【動画中で主として参照した文献】John Conway & Simon Kochen, "The Free Will Theorem" arXiv:quant-ph/0604079v1 11 Apr 2006筒井泉『量子力学の反常識と素粒子の自由意志』、岩波書店、2011.Michael Dammett, "A Defense of McTaggart's Proof of the Unreality of Time," in; Truth and Other Enigmas, Cambridge/Massachusetts: Harvard University Press, 1978.
動画ID:sm45157615
再生時間:88:00
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タグ:哲学,時間,英語